こんにちは。
イベントスペース『Orange』です。
2020年9月にグランドオープンしたイベントスペース『Orange』は、運営を始めて1年8ヶ月が経ちました。
まん防もようやく明け、街にも徐々に活気が戻りつつあります。
『Orange』もイベント利用を再開いたしました。
以前にご利用いただいた方から、また利用したいとの声が多く集まっていたので、再び皆様にご利用いただけることを嬉しく思います。
今年はまん防の明けた久々のゴールデンウィークですね。
皆さんはどのように過ごされましたか？
旅行に行かれた方もいらっしゃれば、おうちでのんびり過ごされた方もいらっしゃると思います。
それぞれのゴールデンウィークを過ごされたかと思います。
そんなゴールデンウィークは何の日で構成されているか、皆さんは知っていますでしょうか？
今回は、知っているようで実は知らない
ゴールデンウィークの祝日について調べてみました。
◎国民の祝日の趣旨と経緯
皆さんは国民の祝日がどのような経緯で作られているかご存じでしょうか？
祝日を定める祝日法は、昭和23年戦後間もない頃に制定された法律です。
その前年には、日本国憲法が施行され、それまでの祝日についても再検討が必要とされました。
国会では、「新憲法の趣旨に副(そ)うべきこと」等の観点から、約7ヶ月にわたり検討が行われ、9つの祝日が選定されました。
「国民の祝日」という名称にしたことについては、調べたところによると、「祝日の一本立てとし、しかも、それはほかならぬ国民の祝い日であるところから、わざわざ「国民の」という三字をかむらせまして、国民の祝日といたした次第であります」とされています。
祝日法は改正が重ねられ、祝日の追加が行われ、今日では16の祝日が定められており、それぞれの祝日の趣旨が定められています。
・憲法記念日（5月3日）
憲法記念日は、昭和23年の祝日法の制定当初から設けられている国民の祝日です。
その趣旨は、「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。」というもの。
日本国憲法は、昭和21年11月3日に公布され、半年後の昭和22年5月3日に施行されました。その施行日を記念して、憲法記念日が制定されたのです。
憲法記念日は、名前からもどんな祝日かわかりやすいですね。
・みどりの日（5月4日）
みどりの日は、平成元年の祝日法改正により設けられた祝日です。
その趣旨は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」
「みどり」ということで、自然に関する祝日をイメージすることはできますね。
しかし、みどりの日は制定当初は4月29日だったのを皆さんは知っていますか？
平成元年の法改正では、日本は緑豊かな自然を持った国であることから、この自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむことを願い、それまで天皇誕生日であった4月29日がみどりの日とされました。
また、平成17年の祝日法改正により、平成19年から、4月29日は「昭和の日」とされ、「緑の日」は5月4日に変更されました。
これは、祝日の増加による影響にも配慮しつつ、青葉若葉の季節であり、ゴールデンウィークの一日であることから5月4日となったようです。
・こどもの日（5月5日）
こどもの日は、昭和23年の祝日法の制定当初から設けられている祝日です。
祝日法の制定にあたり、新たに「こどもの日」が設けられたのは、「成人の日」と同様に、「特に次の時代の人々に大きな期待をかけているから」とされています。
また、当時世界に例のない祝日であり、新しい日本にふさわしい祝日だそうです。
そして、皆さんはこどもの日の趣旨をご存じでしょうか？
こどもの日の趣旨は、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」
名前からも、こどものための日だと思っていましたが、母に感謝する日でもあるんですね。
子供の幸福があるのは、母の惜しみない愛情があってこそです。
日本には母の日もありますが、祝日として定められている「こどもの日」にも母に感謝を伝えてみてはいかがでしょうか？
◎さいごに
今回は、ゴールデンウィークの祝日について調べてみました。
それぞれの祝日が、どのような想いで定められたのか、意外と知らなかったのではないでしょうか？
皆さんも気になった祝日がありましたら、ご自身でその趣旨や経緯について調べてみてはいかがでしょうか？
では、また。
・知ってそうで知らない「国民の祝日」とその趣旨や経緯
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202112/3.html
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